#カープ #靴下 #サミット
Ｇ７広島サミットの開幕から１９日で１カ月が経ちました。サミットの開催で脚光を浴びた商品や場所のその後をツイセキしました。
【五十川記者】
「本通り商店街の一角に行列ができています。皆さんのお目当てはカープのロゴが刺繍された靴下です」
広島市内の靴下専門店にできたおよそ４０人の行列。真っ赤な靴下に一目でピンときた人も多いのではないでしょうか！
イギリスのスナク首相が日英首脳会談ときにカープファンの岸田総理にサプライズで披露した「カープソックス」です。
県内で５店舗を展開する「靴下屋」で限定販売されていたもので、ＳＮＳの反響も大きく会談の３日後から品切れ状態になっていましたが、１カ月ぶりに販売が再開されました。
【広島在住１３年インド出身】
「広島オリジナルという形で広島のブランドをサポートしたいと思って」
【名古屋からカープファン】
「（スナク首相が履いてくれて）すごく嬉しかった。カープを世界に広めてくれたというかそこも含めてよかったと思う」
特に、スナク首相が履いていた定番の赤色が人気でした。
ちなみに「カープソックス」がいつどのようにスナク首相の手元に渡ったかは未だに分かっていません。
【「カープソックス」デザイン担当村井沙都子さん】
「もうこれは大変なことが起こったと。手は震えますし心臓がバクバク音がしますし、ちょっと動悸が収まらなかったですね。（購入経路は）まったく分からないが、おそらくオンラインで関東からスタッフが買ったんじゃないかと思います」
サミット期間中、最大で２万４０００人の警察官が動員された広島。
最前線のメイン会場のホテルで腕を振るったシェフがいます。
【フレンチシェフ・小竹隼也さん】
「こちらはサミット期間中に（ホテルへの）入館証みたいな。首脳陣が食事をする会場までは本当にすごく厳重なセキュリティーがあって、料理を持っていくサービススタッフとかが何かしていないかとか」
フレンチシェフの小竹隼也さん。
サミットの４日前から地元のシェフとして応援に入り、主に首脳たちを支える各国の代表団に向け前菜料理の仕込みなどを担当しました。
【フレンチシェフ・小竹隼也さん】
「Ｇ７サミットという大舞台の中で本当にミスが許されない。（料理の）皿１つ１つ確認するときでも周りの目は厳しく尖っていた」
ビュッフェ形式で多い時は１度に３００人ほどに料理を提供しました。
忙しさとプレッシャーとの闘いでしたが、滞りなく終えることができました。
【フレンチシェフ・小竹隼也さん】
「すごく好評でしたね。食材だけじゃなくて広島のお酒にしてもしっかりと今回のこの会で（広島の食を）アピールできたんじゃないかと思う」
サミットから１カ月。
宮島への移動に使われた観光型高速クルーザー「シースピカ」も県外を中心に問い合わせが増え、原爆資料館には多くの外国人観光客が足を運びました。
首脳たちが訪れた場所は依然として高い関心を集めていて「サミット効果」はこれからも続きそうです。
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